予防接種について
イタリア入国のために必要な予防接種はありません。ただし日本から直接ではなく、他の国から入国する場合、イタリア検疫法上、経由地によっては検疫官が国際保険規則により検疫伝染病の予防接種証明書の提示を求めることが出来る、と明記されています。この場合問題となるのは黄熱病の予防接種です。しかし、現在空港での検疫は簡略化されており、予防接種証明書の有無が問題になるケースはまずないと考えてよいでしょう。但しローマからもし旅行でアフリカ・中南米諸国へ行く予定がある場合、ローマで黄熱病予防接種を受けるには煩雑な手続きと労力を要するので、出来れば日本で接種を受けておく方が良いでしょう。なおローマで黄熱病、狂犬病、流行性脳脊髄膜炎等の予防接種を希望される方は当院までお問い合わせください。◆成人向け予防接種◆
1）A型ヴィルス性肝炎
◆幼児向け予防接種◆
乳幼児の予防接種は出来るだけ日本で済ませた方が望ましいです。４年前から結核患者が急増しているので、BCGの他、ポリオ（計３回が望ましい）、DPT（ジフテリア・百日咳・破傷風の三種混合ワクチン）、麻疹の予防接種を、もし日程的に余裕があれば、流行性耳下腺炎・風疹・水痘も済ませておくとよいでしょう。日本から「母子手帳」を持参いただければ、必要な予防接種は引き続き、こちらで出来ます。もちろん当院へ御相談いただければ、これらの予防接種をいたします。
１）DPT (三種混合ワクチン）
３）麻疹 （はしか）
４）流行性耳下腺炎（おたふく風邪）
５）水痘 （みずぼうそう）
７）インフルエンザ
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